大阪でみかんができるの?和泉市はどこにあるの?と聞かれます。
まず場所から説明するとき、和泉市は堺市と岸和田市との間にある市です。というとほとんどの人が納得してくれます。
そんなマイナーな市の南部、まわりを山で囲まれた丘陵地、横山という地区でみかんを栽培しています。
しかしこの地におけるみかん栽培の歴史は古く享保(1723年)には、米の代わりにみかんが年貢として納められたということが地元の旧家の古文書に記されており、約300年前にはすでにみかんが経済栽培されていたと考えられます。
時代が明治、大正期になると大阪のみかんは、和歌山に次いで全国2位の生産量を誇り、戦後はアメリカ、カナダに輸出された時期もありました。
しかし昭和40年以降は、生産過剰や食生活の多様化等でみかん離れが始まり、いわゆるみかん不況が長く続いていますが、近年、様々な特徴ある品種が多く発表され、また新しい技術も開発されています。
これから自分の商品を消費者にアピールできる機会も増え、みかん農家もおもしろい時代がやってきたと感じています。
果皮が青くても酸切れが良いため酸っぱくなく
甘味も充分で、食べやすい極早生の品種です。
今、最も注目されている品種です。実は丸くやや小ぶり
ですが、味が濃く酸がまろやかでおいしい品種です。
気難しい品種ですが
最もおいしい贈答用の品種です。
私の農園に古くから栽培されていたみかんです。 栽培方法の工夫を重ねることにより
ポテンシャルが上がり
大果でも小粒な実と変わりないコクのあるみかんになりました。
高糖度系貯蔵みかんです。本貯蔵によりうまみとこくをより向上させます。
大果でも味が濃くジューシーで後引くおいしさです。我園の主力商品です。
中晩柑類の中で最も早い品種のひとつです
味が濃く柑橘でありながら かたち同様 枇杷のような味がします
(清見×アンコール)
果皮は滑らかで橙色をしており手で簡単にむくことできます
袋ごと食べることができ甘味と酸味のバランスがよく
アンコールのような香りがあります
(清見×アンコール)
×マーコット
果皮は滑らかで赤橙色をしており手で簡単にむくことができます 食味は濃厚でジューシー マーコットの香りが
あります
(アンコール×興津早生)× 陽果
果皮はあらいのですが手で簡単にむくことができます
中の袋ごと食べることができ 甘味が強く酸味は少なめで
オレンジやアンコールのような香りがします
(清見×ウイルキング)
果皮は滑らかで橙色をしており手で簡単にむくことできます
中の袋は薄く柔らかくジューシーでオレンジのような香りがあります
紅がきれいな甘夏
キリッとした酸味と
爽やかな風味が魅力で
初夏の味です
大阪府下で初めてレモンにおけるエコ農産物の認定を受けました。
我が国におけるレモンの農薬使用の残留日数、使用農薬等は厳しく制限されています。
このエコレモンは厳しく制限された通常栽培の農薬使用回数を、さらに半分以下におさえた安全安心のレモンです。
果汁はもちろん果皮まで使用できます。
収穫されたみかんやレモンは、みかん蔵の窓、扉、換気口を開放させて通気をよくし、低温で乾燥した外気を利用し、
果実の呼吸を抑えるためあらかじめ果皮を少し乾燥させる措置をとります。(「予措(よそ)」と呼ばれます。)
その後、みかん蔵を閉めきり、温度や湿度を調節しながら貯蔵します。